創業の精神
両親からなにかと規制されることが多い幼少期を過ごした創業者、小林かずみは
親元を離れるとすぐ地元の製造業の会社で働きながら、昼間はプリント基板の製造、そして夜は休む間もなくアルバイトに明け暮れる日々を送っていました。
当時人見知りで、学歴に反骨心のあった創業者は、どんなお客様ともすぐに打ち解け、楽しく会話ができる
そしてお客様だけではなく、自分にも明るく朗らかに接してくれる仲間たちに憧れ、自分もそうなれるよう課題を課して取り組みました。
その結果徐々に初対面の方との会話もスムーズになり、コミュニケーションをたのしめるようになりました。
お客様に喜んでいただくために、アイデアを出しながらはたらくことにやりがいを覚えるようにもなりました。
ただ、刹那的な稼ぐ仕組みにやるせなさを感じながら・・
歳を重ね、結婚、子育てを経験しながら
コミュニケーションスキルや人とのご縁、人間力をひろげられるフィールドがあったらいいなと思うようになりました。
しかし、他律的に待ちながら
自分の物欲を満たすことだけを生きがいとし、ひたすら目の前の日銭を稼ぐことに明け暮れて疲弊する日々を繰り返していました。
アルバイトをやめた後、営業という職種に魅了され、生まれ育った地域で働く中で少しずつ
お客様や、自分が関わった方々が喜んでくれることが自分自身の最大の悦びでもあること
人のあたたかさにふれると豊かな気持ちになるということ
そして、自分は誰かの為でないと積極的に動けないという強みがあることに気づきました。
そして、本来の自分を受け入れ、自信を与え、成長させてくれた同僚や友人、そして諏訪圏域の方々への感謝の気持ちを伝え、受けた恩を他者へひろげていこう、自分の強みを生かせることに挑戦しようという、自律的な想いが生まれました。
わたしの強みは、「他者のためにつなぐ」ことです。
業種の垣根をこえ、男女の垣根をこえ、人と人をつなぐ。地域をつなぐ。
人間力の高い魅力的な人財を育て、信頼と笑顔をつなぐ。
そして、つながりが、人脈が、コミュニケーションスキルが「しごと」になる。
つなぐことは、関わってくださる方々の
人生の選択肢を増やすお手伝いをさせていただくことなのだと考えます。
この取り組みを必要とする未来の仲間と
自分自身の活躍の場を創り、ひろげていこうと決意の気持ちを社名に込めて
2022年6月2日「株式会社フレア」を創業しました。
人と地域のふれあいから、信頼づくり、笑顔づくりへとつなげることをここに誓い、未来の後継者、幹部、はたらく仲間に向け、ここに記しておきます。
株式会社フレア 創業者
小林 かずみ